東京都内で活動している劇団です。
今日は必ず新聞を買うと決めていた。あっという間の凝縮された一年だったのか…。
太鼓の稽古中のあの揺れ、相当だとは思ったが、まさかまさか東北があんな事になっていようとは。
当日夜、電車が動かずバス停で2時間待ち続けとうとう手や足に痺れが来た。
けれどその時、被害にあった方々は寒さの中恐怖や不安、心痛や悲しみ、虚無感…関東では比べるべくもない状況の中にいた。
今年またばんぶるびぃは東北に公演に向かう。
ボランティア…昨年から一年間あらゆるところで使われて来た言葉だ。使い方によってはいやらしさも伴ってしまう。
だけど最近思う。
現地の方々を苦しめなければ、「何も考えず」などという偽善よりもたちの悪い興味本位の行動でなければ、ボランティアという言葉を使い批判を浴びようとも大いに胸を張って取り組めばいいのではないかと。
一番悲惨なのは忘却されること。
だから、
何と言われようと、私利私欲だと疑われようと
世間でボランティアや支援活動を行う方々は風化させないために、堂々と取り組めばいいのではないかと。
メンバーの思いはそれぞれ違うかもしれない。
ただ私個人としては、風化させない一助になればと、また、もし観たいと思って頂けるならば……おこがましいかもしれないが、東北の方に一瞬でも笑顔をお届け出来ればとそう思っている。
きくまり
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